【2025年最新版】犬連れアウトドア必見!注意すべき虫と徹底対策

はじめに|愛犬とのお出かけに「虫対策」は欠かせない!

東京・江東区にある「夢の島マリーナアウトドアスクウェア」は、海風と芝生が心地よい人気スポット。
愛犬とのお散歩やBBQに最適なロケーションですが、自然の多い場所にはノミ・マダニ・蚊など犬の健康を脅かす虫が潜んでいることも。
特に春から秋にかけては、虫の活動が活発になる季節。虫に刺されたり寄生されたりすると、皮膚トラブルだけでなく、命に関わる病気を引き起こすこともあります。

今回は、犬にとって危険な虫とそのリスク、そして屋外環境でできる虫対策についてご紹介します。大切な愛犬と安全・快適に過ごすために、ぜひ参考にしてください。

犬にとって危険な虫とその症状(2025年最新版)

マダニ|草むらに潜む感染症リスク

活動時期:5月〜10月
マダニは公園や芝生に生息し、犬の皮膚に噛みついて血を吸います。

【主なリスク】
・バベシア症
→ 重度の貧血や多臓器不全を引き起こす可能性がある原虫感染症。
症状: 元気消失、発熱、赤色尿、黄疸、発作、下痢など。

・ライム病
→ 人間にも感染する細菌性疾患。
症状: 関節炎、発熱、進行すると腎障害。

・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
→ ウイルス性の人獣共通感染症。致死率が高く、犬から人への感染リスクも。
症状: 食欲不振、嘔吐、出血傾向、ふらつき、けいれんなど。

【マダニ対策のコツ】
・動物病院で処方される駆除薬を年間通して継続

・草むらを避けた散歩ルート選び

・散歩後のボディチェック(耳・脇・足の間)

ノミ|一年中注意!皮膚炎の原因に

活動時期:通年(特に夏〜秋)

【主なリスク】
・刺されると強いかゆみ、脱毛、かさぶた

・ノミアレルギー性皮膚炎の発症リスク

・瓜実条虫(サナダムシ)の媒介

【ノミ対策のコツ】
・継続的な予防薬

・ブラッシングで早期発見

・室内犬でも外からの持ち込みに注意

蚊|フィラリア症を媒介する“夏の宿敵”

【主なリスク】
・フィラリア症(犬糸状虫症)
→蚊を介して幼虫が犬の体内に入り、半年ほどかけて心臓や肺動脈に移動。成虫(15〜30cm)になって心臓に寄生。
症状:初期は無症状でも、進行すると咳、呼吸困難、心不全。

【蚊対策のコツ】
・夕方以降の蚊が多い時間帯は散歩を短めに

・動物病院でのフィラリア予防薬を必ず継続。たった月に1回のケアが、愛犬の命を守ります

<予防薬は、「蚊が出始めた1か月後〜蚊がいなくなった1か月後」まで毎月忘れずに与えましょう>

ハチ(スズメバチ・アシナガバチ)|夏場のテラスに潜む危険

活動時期:6月〜10月
花や木が多いところには、ハチが寄ってくることがあります。

【主なリスク】
・刺されると激しい痛みや腫れ

・アナフィラキシーの危険も

【ハチ対策のコツ】
・黒い服は避け、明るい色の服装を

・わんこは好奇心が旺盛なので追いかけないように注意!お鼻が黒くて狙われることも…

その他の注意するべき虫と症状

ブヨ:強烈なかゆみと腫れ

アブ:吸血による痛みと出血

ケムシ・ムカデ:毒による皮膚炎

犬の虫対策|基本の5ステップ

1. 予防薬を継続する

フィラリア予防薬:蚊対策として必須(毎月〜年1回タイプあり)

ノミ・マダニ駆除薬:スポットタイプ、飲み薬、首輪タイプなどがあり、動物病院での処方が最も信頼できます。

2. 虫よけグッズを併用する

・天然ハーブ系スプレー

・虫よけ加工ウェアや首輪タイプ

・デザイン性のあるチャームタイプもおすすめ

3. 散歩ルートは草むら・水辺を避ける

・マダニや蚊は草地・湿地に多く生息

・特に朝夕は虫の活動が活発なので注意しましょう。

4. 帰宅後はボディチェック&ブラッシング

・ノミ・マダニは耳の裏、足の間、脇などに付きやすい

・小型の虫は見つけづらいので、毎日のブラッシングが予防に役立ちます。

5. 虫に刺されたらすぐ受診を!

・ハチやムカデに刺されたら、腫れ・発熱・ぐったりの症状に注意

・マダニが皮膚に付いたままの場合、自分で取らず動物病院へ

犬の虫対策でやりがちなNG行動|間違ったケアに要注意!

虫対策をしているつもりでも、実は間違った方法で逆効果になっていることも…。飼い主さんがうっかりやりがちなNG行動をチェックしましょう。

・人間用の虫よけスプレーを使ってしまう
→ 人間用にはディートやイカリジンなど、犬にとって刺激の強い成分が含まれていることがあります。皮膚トラブルや中毒を引き起こす可能性もあるため、必ず犬専用の虫よけグッズを使用しましょう。虫よけスプレーをした飼い主さんを舐めてしまうのも危険です。

・ 夏だけ予防薬を与えている
→ 「虫=夏」のイメージがありますが、ノミやマダニは春〜秋に最も活発、さらに暖かい室内では冬でも活動します。予防薬は通年での使用が推奨されており、寒くなってきたからといって油断は禁物です。

・ 草むらや水辺で遊んだあと、ケアをせず帰宅
→ 楽しく遊んだ後に、そのままでは危険。マダニは刺さったまま体にしがみついていることも。帰宅後は、耳の裏・足の裏・脇の下・お腹などを重点的にチェックし、ブラッシングや濡れタオルでのふき取りを忘れずに。

・体調の異変に気づいても様子を見るだけ
→ 「ちょっと元気がないだけかな?」と思ったら、実は感染症の初期症状ということも。バベシア症やフィラリア感染症は進行すると命に関わることもあるため、少しでも異変を感じたら早めに動物病院へ相談を。

・蚊が少ない日は虫対策を行わない
→ 蚊は気温が下がっても風の弱い朝夕などに活発化します。また、見えないだけで近くにいる可能性もあるため、お散歩や外出前は毎回対策する習慣をつけるのがベストです。

これらのNG行動を避けることで、愛犬を守る虫対策はさらに万全になります。普段の行動を見直しながら、アウトドアやお散歩をより安心して楽しみましょう!

まとめ|虫対策で愛犬ともっと安心なアウトドアを

夢の島マリーナアウトドアスクウェアは、愛犬と自然を満喫できる特別な場所。
虫対策を万全にして、愛犬とBBQやドッグランを楽しみましょう。

・愛犬とのBBQなら【プライベート区画】がおすすめ!
木柵に囲われ、ノーリードでのびのび過ごすことができます。
ほかの人やわんちゃんが苦手な子も安心。

・夏季土日祝限定【サンセットタイム】(16:30-20:30)営業中!
暑さがやわらぐ時間から夕涼みBBQ。熱中症の心配軽減!

・隣接施設【イーノの森DogGarden】
23区最大級の芝生のドッグランです。ドッグトレーナー常駐の安心な施設となっております。